ISPや回線事業者等の
コア・バックボーン回線への接続に際し、
発呼や
認証などの
手順を必要としない接続方法を言う。商用の公開
サーバのインターネットコネクティビティや、
ISP同士のトランジット回線、インターネット回線リセーラ(
二次プロバイダ)へのホールセール等を目的として使用される。一般的には、アクセス回線として通信事業者が提供する
専用線や
エコノミー回線等の通信品質が保証された法人向け通信サービスを使用して接続される。また接続先の
ISPネットワーク内の通信品質も保証されている。
2000年に登場した
フレッツ・ISDN以降、インターネット接続に使われる回線(
CATV、
ADSL、
FTTH、
FWAなどを含む固定回線)においては、回線利用料金制度として
定額制を採用するものが殆どであるが、ユーザは接続時間によらず料金が変わらないことから、回線の切断手順をとらず、接続状態を常時継続することが可能となった。回線の切断が発生しなければ、従来常時接続と呼んできた専用線型のインターネット接続サービスと使い勝手としては同等のものとなる。
従量制のインターネット接続サービスと対比したブランド戦略として、「常時接続」という用語が通信事業者のマーケティングに使用されたことから、
定額制を採用するインターネット接続サービスを表す言葉として定着した。
モバイルデータ通信定額制(
パケット定額制)などは、常時接続とは呼ばれる事はあまりない。これは無線区間での接続性が担保されないことや、
電源等の確保の問題から端末が通信状態にない時間の方が長くなりがちであり(ただし
テレマティクス等では運転時は固定利用と同レベルの環境にある)、通信事業者のマーケティング上使用されてこなかったことに起因するものと考えられる。