この形状から、草履に比べ足に密着するため、山歩きや長距離の歩行の際に非常に歩きやすいものとなっており、昔の旅の必需品であった。現在日常生活においては殆ど使用されなくなったが、
祭り等の伝統行事における装束の一部として履かれるほか、
沢登りなど一部用途においては柔軟でグリップが利くことなどから、いまだ標準的装備とされており、多くの登山用品店で販売されている。ただし、基本的に使い捨てが前提の消耗品である上、
アスファルトのような固い地面で使うことを想定されていないため、
摩耗が著しく耐久性が期待できない点に注意が必要である。草鞋は地面の
土を付着し、その土によって逆に摩耗を少なくするという効果もある。ただし、
ゴム底の
スニーカーや
長靴、
革底の
靴に比べれば耐久性は乏しく、草鞋を長持ちさせるために
すり足のような歩き方を行わない、しっかりした
歩行も求められる。